2)-2 様々なメンタル不調

メンタルいうても様々です

髭人爺(ひげじんじ)です。

一言で「メンタル」といっても様々な症状があります。

厚生労働省のHPで紹介されている様々なメンタル症状
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/symptom.html

誰でもなりうる「気分障害」「不安障害」から、遺伝的な要因が関連しているといわれる「統合失調症」、各種「依存症」など、様々な種類があります。そのそれぞれの症状に対しての処方も変わってきますし、対応の仕方も変わってきます。詳細は厚生労働省のHPをご参照いただければと思いますが、代表的な症状を概要のみ簡単に記載します。

【強迫性障害】

どうしてもある考えにとらわれ、ある行為をしないと不安になってしまう。「不潔恐怖と洗浄(過剰な手洗い・入浴・洗濯等をやめられない)」「確認行為(戸締り・ガスの元栓・電気のスイッチ等を過剰に確認する)」「儀式行為(決められた手順で物事を行わないと不安)」等、よく“几帳面”“潔癖”という方はいるでしょうが、その程度が病的に過剰な場合は該当するのかもしれません。

【不安障害】

急性のパニック障害が有名ですね。予期しない場面で突然起こるもので「このままでは死んでしまうのではないか」といった強い恐怖を覚え、誰からも助けを得られない場所や状況にいるという不安(“広場恐怖”といいます)が生じます。閉所恐怖、高所恐怖、密閉恐怖など特別な状況下でおこるものや、対人恐怖みたいに他人からの視線に耐えられないようなものがあります。パニック障害については、筆者自身も既往症として未だに苦しんでいますし、本ブログでも詳しく記載しました。

http://higejinji.net/mentaljijyo/whatspanic/

【PTSD】

なんらかの強い衝撃やショックをうけたことにより、トラウマ反応(心的外傷)が起こり、強い恐怖や無力感、感情の麻痺、フラッシュバック等の反応が起こることを言います。外傷後ストレス障害のことを言います。

【依存症】

何かに頼らないと強烈な不安に襲われ、身体的な反応が出てしまうケースです。自分でもやめなければならないことは十分に理解していてもなかなか抜け出せない状況が続きます。有名なのはアルコール依存、薬物依存といったところであり、程度がひどいと中毒となって、専門施設で時間をかけて治療を受けないとなかなか回復できない状況になります。

【統合失調症】

思考や感情などの心の働きのまとまりのバランスが崩れ、思考や感情、行動、興味や関心、対人関係等に障害が起きます。代表的な症状として幻覚、妄想、幻聴等があり、会話にまとまりがなかったり、病的な行動をしたりということがあるようです。一般的に「自分が病気であるという認識(病識)がない」というケースが多いそうで、専門医につなごうとしても「病人扱いするな」と気分を害することもあるでしょうし、もしも既に処方を受けていたとしても自分勝手に飲むことをやめたり、薬の量を減らしたりすることがあります。ご家族のご協力がないとなかなか治療も進まないと思います。

【ウツ病】

一番メンタル症状の中で知られているのがウツ症状が一定期間続く「ウツ病」です。原因は明らかになってはいませんが、誰でもなりうる病気であるということは知られています。ウツ症状については本ブログでも別途記載させていただいています。

http://higejinji.net/mentaljijyo/utsusign/

 

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