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パニック症状が出た時の対応!

髭人爺(ひげじんじ)です。

今日は「パニック症状が出てしまった時の緊急対応」についてです。

既に本ブログでも記載してきましたが、誰でも知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまい、「パニック症状」が発症してしまう可能性があります。しかも発症はまさに突然であり場所と時を選びません。(筆者の発症のケースも実際に全く予期しておりませんでした)

従って、事前に正しい知識を持っているか、その際の対処法を知っているかどうかということは、症状を楽にするために極めて重要なことになります。

症状が起こったらまずは、パニック症状なのか、緊急性を伴う症状なのかを判断する必要があります。パニック障害以外でも、突然激しい頭痛がしたり、動悸が激しくなったり、呼吸困難になったりすることもありますので、万が一のことを考えて、脳内出血や脳梗塞、心筋梗塞等の可能性も踏まえて対処すべきとは思います。特に日頃から高血圧症や高脂血症・狭心症等の持病がある方については、落ち着いたら早急に、念のための検査を受けることが前提と思います。

ただし病院で検査を受けても「特に異常なし」という診断だったり、発作から10分ほどたつと嘘のように楽になったり、という状況であれば【パニック障害】の可能性を考え、精神科の専門医に早期に診ていただくべきと思います。(本ブログの「パニック障害について」の項参照 http://higejinji.net/mentaljijyo/whatspanic/

【パニック障害】という診断がでた後にも、同様の症状が出てしまうこともあるかもしれません。その際の対応について調べた内容を記載します。

(1)「パニック発作で死ぬことはない」と考えて、まずは怖がらない(大丈夫、大丈夫と唱え自分に言い聞かせる)

(2)身体を楽にできる場所を確保し、楽な姿勢(腹ばいもしくは椅子に頭を下げて座る)をとる

(3)呼吸は“吸うこと”よりも“強く吐くこと”を意識する。(自然に吸えるようになる)

(4)神経が安らぐツボを押す(手の小指側の手首あたり)

(5)水分をとる(10分以上たてばパニック症状であれば落ち着いてくるはずです)

ということをやってみて、次第にゆっくり呼吸するようにすると落ち着いてきます。もちろん自分なりにうまくいった対処法があったら、それをジンクスのようにすることも良いと思います。上記(1)~(5)で何とか落ち着くことができれば、しばらく休憩するくらいの気持ちで休んで、知人や家族に連絡し、迎えに来てもらう等の安全な方法で帰宅してください。

発作が治まったら、きちんと状況を記録しておき、メンタルクリニックの専門医に相談する際にお見せすると、適切な処方・助言をいただけると思います。

 

 

 

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