髭人爺(ひげじんじ)です。
今日は「プラセボ(プラシーボ)効果って良くありますよね」という話です。
そもそも「プラセボ効果」ってお聞きになったことがありますか?
偽薬効果と呼ばれ、本来その病気には薬効のない薬を内服して効果を示すことを言います。よくTVドラマでも「これが特効薬ですよ」と言われながら、実はただの胃薬だったといったシーンがありますね。ご本人が、「特効薬と信じて」服用すれば、意外に効き目があるというものです。
特にメンタル関連では、心理的な要素の影響を受けやすく、プラセボ効果も高いと聞きます。
恐らくは、信頼できる主治医の診察を受けたという事実で「既にある程度心が落ち着きを取り戻して」いて、今の処方が効かなくなったからと言って、より強い処方に変更するよりも、ずっと楽に効果が出るということなのでしょう。
どうしても、強い抗うつ剤や睡眠導入剤を継続して使わなければならなくなり、身体にとって危険だと医師が判断できる場合には、患者の身体側の負担を配慮して、ビタミン剤などを処方することも、医師法によって認められているらしいです。
確かに、メンタルケアでは精神的な波がありますし、処方の効き目がでてくるまで時間がかかりますので、医師側も処方を決める時には慎重なご判断をされていると思います。
患者側は薬の効き目がなかなか出てこないことに不安を感じたり、焦って主治医に詰め寄ったりということもあろうかと思いますが、処方を変更するというのはやはり非常にデリケートな問題ですので、筆者は【専門家に全て任せるべき】と思います。
むしろ、たとえそれが『プラセボ効果による回復』であったとしても、それは「回復したことには変わりない」わけですから、主治医のご判断が正しかったことになります。その方が身体も負担が少なく、良いことだと思いますね。筆者は素人ですので《もしも「プラセボ効果」で症状が軽減されたり、なくなったりするのであれば、全てビタミン剤でも構わない》と端的に思ってしまいます。本来自分の体がもっている治癒力が回復してきたということなのかなあと考えるからです。
みなさんはどう思われますか?